墓石

お墓とは、亡くなった方のご遺骨を安置し、故人を弔い供養をするための場所です。
大切な家族やご先祖様を偲び、想いを馳せることで、「つながり」を感じることが出来る特別な空間でもあります。

建立時期

近年では、残された方への負担にならないよう、生前にお墓を建てる方が増えております。
いざという時に慌てずにすみ、自分たちで納得のいくお墓を形作ることが出来ます。
E&Sでは、お客様のご希望に最大限に合わせた、「高品質」で「低価格」なお墓をご提供させて頂きます。

安さと高品質の秘密

弊社では海外の石材工場と直接取引をし、直輸入することで中間マージンを抑えられ、通常よりも安価な価格にて墓石のご提供が可能です。取引工場も大手の石材工場ですので、高品質な原石と高水準の職人が集まります。

工事専門の熟練職人が設置にあたりますので
永年に渡り安心です

お墓は長期間に渡り代々受け継がれていくものです。出来るだけ良い状態で長持ちさせるためには、正確で丁寧な工事が必要不可欠です。熟練した職人が長年の経験を基に、現場の状況に合わせて施工にあたり、安心できるお墓をご提供出来るよう、日々努力を積み重ねております。

お墓の設置手順

  • 石材加工

    作製した図面と加工指示書をもとに、石材専門の工場にて原石から加工いたします。
    大規模で充実した設備を用い、大勢の熟練した職人がそれぞれの専門の加工にあたります。
    硬くてゴツゴツした原石を、光沢のある滑らかな表面に仕上げていく様は、技術の粋を集結させた職人技です。

    • 石材加工工場の様子。豊富な設備とたくさんの職人さんが揃ってます

    • 巨大な刃を使った原石の切り出し加工

    • 大小さまざまな刃を使い、適切なサイズに切り出します

    • 切り出した石を、人の手で加工を施します

    • 何度も磨きを掛けている様子

    • 何工程にも分けて磨きを行うことで、艶と光沢を出します

    • 穴あけ加工をし、耐震棒が入る穴を作ります

    • 複雑な模様や形なども、職人の手で形作ります

    • 出来上がった各部材を集めて組立し、最終チェックをします

  • 基礎工事

    お墓の工事の上で一番大切ともいえる「基礎工事」。何世代にも渡ってお墓を長年使い続けていくためにも、頑丈で強固な土台は必要不可欠となります。ゆるい地盤にはパイルを打ったり、寒冷地には専用のコンクリートの配合にするなど、現場の状況に合わせて最適な基礎工事を行います。

    • 墓所を30cm程度の深さまで掘削します。地盤の弱い場所や寒冷地では深さを変えます。

    • 地盤の弱い場所では、専用の杭打機で樹脂製パイル杭を硬い地層にあたるまで打ち込んでいきます。

    • 大きな割栗石を墓所全体に敷き詰め、さらに上から40-0の砕石を割栗石が見えなくなるまで敷き詰めます。

    • ランマーで全体を転圧し、地盤をしっかりと締め固めます。

    • 型枠を組み、鉄筋を配筋し、さらにワイヤーメッシュ筋を組み、結束いたします。

    • 通常よりも強度の高い生コンを入れていきます。場所や打設時の気温に合わせて配合を変更いたします。

    • 高さを整え平らに均していきます。十分に固まるまで数日間乾燥させて完成です。

  • 建込工事

    基礎コンクリートが十分に乾いたら、輸入した加工済みの石材を据え付けする「建込工事(たてこみこうじ)」に入ります。強力な石材用ボンドの使用や、固定金具の取り付け、ステンレスの芯棒を入れるなど、耐震対策をしっかりと施し、見えない部分の施工にも手を抜きません。頑強で、見た目にも美しいお墓に仕上げていきます。

    • 基礎に墨出しをし、図面と同じように墓石を設置していきます。常に水平を確認しながら、一分のゆがみもないよう施工いたします。

    • 石と石の繋ぎ目部分には、エポキシ系の石材用強力ボンドを使用し、ガッチリと固定します。

    • 腰石の角など特に荷重のかかる箇所には、ボンドに加え、ステンレスの金具でより強固に固定いたします。

    • 強力ボンドの他に、ステンレスの耐震棒を入れ、耐震性を高めていきます。

    • 石の繋ぎ目部分である目地にコーキングで仕上げをしていきます。見た目が綺麗になるだけでなく、水や汚れの侵入も防ぎます。

    • 仕上げ完了後、コーキング残しや埃などの汚れを綺麗に掃除をし、再度図面と文字原稿の内容と相違がないかを確認して完成となります。

お墓完成までの流れ

  1. STEP1

    墓地を選ぶ

    「霊園」「寺院墓地」「共同墓地」など、まずはお墓を建立する場所を探します。
    重視したい項目としては、「宗派の有無」「立地」「墓地内外の周辺環境」「水道設備などの有無」「費用」などが挙げられます。
    長年通うことになる場所なので、実際に現地を見学し、管理の方にお話を聞くなどして、しっかりと吟味していきましょう。

  2. STEP2

    打ち合わせ

    墓地を契約したら、今度は墓石のお打合せをいたします。
    どんなデザインにしたいのか、彫る文字の内容、花や絵などの彫刻の有無、いつまでに建てたいか、予算はどのくらいか等、ご希望することは全て気兼ねなく担当のものにお伝え下さい。
    お客様のご要望に最大限答えられるよう、誠意をもってご対応させて頂きます

  3. STEP3

    設計・お見積り

    お客様からお伺いした内容を設計に落とし込み、図面・完成予想CG・お見積りをご提出させて頂きます。
    最初に提出した図面を叩き台として、そこからさらに修正や変更を加えながら、お客様の納得のいく内容へと仕上げていきます。
    通常3~5回程度の修正をすることが多いです。

  4. STEP4

    ご契約

    納得のいく図面とお見積りが出来上がりましたら、ご契約へと進めさせて頂きます。
    ご契約した段階で、現地の工場にて原石の確保をし、加工指示へ入らせて頂きます。

  5. STEP5

    製作・輸入

    世界各国の原石が集まる石材工場にて、熟練の職人が図面と指示書通りに墓石の加工を進めていきます。
    出来上がった各部材を一度組み立て、ズレや間違いがないか等を念入りにチェックします。
    問題がなければ梱包作業に入り、輸入の手配をいたします。
    日本までの長い船の旅にも耐えられるよう、厳重に梱包し固定します。

  6. STEP6

    基礎工事・建込工事

    日本に墓石が到着する前に、お客様の墓地にて基礎工事に入ります。
    コンクリートを十分に乾かし、日本に墓石が到着したら、その石を据え付ける建込工事を行います。
    石が欠けたりしないよう、細心の注意を払いながら施工にあたります。
    何十年もご利用続けて頂くものですので、強固な造りに仕上げていきます。

  7. STEP7

    お引渡し

    施工完了後、現場担当のものと営業担当のものが、それぞれ隅々までチェックをし、品質の最終確認をいたします。
    お客様にも完成したお墓をよくご確認頂き、問題がなければそのままお客様へお引渡しとさせて頂きます。

施工事例

お墓の施工例

弊社がお客様とともに作り上げてきた、お墓の一例をご紹介いたします。