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生前墓

朝から石塔(竿石)にぐるぐるとサラシの布を巻いております。
新しく建てたお墓の石塔(竿石)に魂を入れる“開眼式”の下準備です。
本日は同時にご納骨も行います。
今回初めてご納骨が行われるのですが、お墓を建立されたのは平成23年。
こちらは生きていらっしゃるうち建てたお墓、いわゆる生前墓です。
まだ誰も亡くなっていないのにお墓を建てることに、なんとなく縁起が悪いと
抵抗を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際はそんなこともなくて、どちらかというと墓石の建立は縁起がいいことと捉えられいます。
新しい墓石の竿石に魂を入れる“開眼式”はお祝い事ですので、熨斗も赤熨斗を用意します。
生きているうちに自分や家族の為に建てる生前墓を「寿陵墓」とも呼びます。
日本や中国では長寿・子孫繁栄につながる縁起のいいこととされ、
古くは聖徳太子や秦の始皇帝なども寿陵墓を建てたとされています。
また「逆修墓」といって、生前にお墓を建てたり戒名を授かったりして“徳”を積むことで
死後の自身の弔いとなる、という意味で建てられる生前墓もあります。
生前に自身の弔いを行うことは、死後行うよりも7倍もの効果があるとされています。
「寿陵墓」、「逆修墓」それぞれ内容は異なりますが、生前墓を良いものとする考え方は同じです。
もうひとつ、生前墓をご紹介している理由は、お墓を建てる金額の高騰にあります。
近年の止まらぬ物価上昇の影響は、例にもれず墓石業界も大きく受けており、
後で後でと見送っていると、墓石の建立費もどんどん膨れ上がっていくばかりです。
いろいろな考え方がありますが、お墓の話はみんな元気なうちのほうが話題にしやすかったりも
します。
生前墓に消極的であった方も、少しでもご家族とお墓についてお話する機会を設けてみては
いかがでしょうか。